LVMH大阪。

7/29 晴◎nagoya

昨日、心斎橋にある『LVMH大阪』(エトワール心斎橋)を見てきました。

c0069552_1781023.jpg以前、DETAIL JAPAN 創刊記念イベントのセミナーに参加した際、パネラ−の一人に「隈 研吾」氏が迎えられ、「光と触覚性」というタイトルで、「光」、「身体との関係性」の問題が、設計プロセスで実際どう取り扱われたかを、彼の数多い作品集の中から、石とプラスティックの2系列のディテールに絞って検証された話をお聞きました。その時紹介された作品のひとつ『LVMH大阪』(エトワール心斎橋)を実際見て、セミナーで聞いた内容にあった3つのパターンを用いて成立しているファサードや、同氏が試行した形を間近でみることができ大変よかったです。





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▼ 正面ファサード。同ビル左にシャネル、右に新築工事が進行中のそごう。
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▼ そごう側のフェンディより撮影。
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▼ 夜のファサード。
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店鋪として入ってるのは、ディオール、ショーメ、フェンディ。特徴的なファサードには、グリーンオニキスと呼ばれる石の合わせガラスと、グリーンオニキス石のパターンの転写フィルムが張られたガラスから構成され、緑の石は、同ビルが御堂筋のイチョウ並木に溶け込むように使用されています。この構築部分は同氏の作品「石の美術館」での経験が基になっているそうです。
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<DETAL JAPAN セミナーでの隈氏の見解より抜粋>
二つの対立項を連続するスペクトルで置換しようと試みた。基本的プログラムは、本プロジェクトがオフィスビルであること。通常オフィスの外壁は、punched windowとして壁対窓の二項対立として処理される。窓には通常ブラインドが降ろされて半透明の状態が好まれ、コンクリ−トの壁がもたらす重さと暗さも嫌われる。僕は壁と窓との中間、透明と不透明の中間のもの、それも微妙に中間のものを様々に用意して解いてみたかった。連続するスペクトルは、オフィスファサード対店鋪ファサードという二項対立をも解消し、融かす事が可能である。透明対不透明、透過光対反射光、光対物質、存在対称象といった様々の哲学的二項対立を解消する試行でもある。

※ LVMH…モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループ。
■ LVMH大阪(エトワール心斎橋)
■ 所在地 : 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-9-17
■ 設計 : 隈研吾/隈研吾建築都市設計事務所
■ 施工 : 鹿島建設
■ 竣工 : 2004年末
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by infinity-blog | 2005-07-29 17:48 | □ 建築・空間


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