和プレミアム 4。
嵯峨野の竹林や風を肌で感じながら、
導かれて辿り着いた… 京都 嵯峨野『不老庵』。
すがすがしさと風情、お持て成しの心を静かに感じます。
お招きくださった不老庵 亭主 早川氏、奥様にご挨拶。
花の後ろの板は、奈良 西大寺の改築の際、譲り受けたという
天井板(茶色部分が棹縁の跡だそうです)。
美を引き立たてる為の新しい装飾へと蘇ります。
奥行きある空間を挟んで、左右に分かれて不老庵と増改築部分があります。
左側に広がる空間『不老庵』は、以前は芦屋にあった築90年の数寄屋造りを
こちらへ移築したそうで、畳も90年前のまま丁寧に使用されています。
そして、玄関を挟んで右側部分にある増改築は、中村外ニ工務店 義明氏によって、
9年前に増改築され、不老庵との調和を整えている趣ある空間になっています。
亭主 早川氏と先代 外二氏との深い交流や、出逢いをお聞きすることもでき、
今秋11月に俵屋旅館を訪れる身としては、色々と感動するお話いっぱいでした。
“お好きな場所で冷たいお茶を召し上がりください”と、嬉しいおもてなし。
借景は、天龍寺の竹林、嵐山、小倉山の木々… どこに座っても絵になります。
招待客それぞれが気に入った場所で、しばらく景色と冷茶を楽しみました。
奥様の手料理と“和プレミアム”の世界へ… つづく。
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by infinity-blog
| 2007-08-06 23:59
| □ 日本・風景