旬、筍 + 野点。
お祭りの野点の演出に花器が使われたと
晴れ晴れしい席で花器デビューした
T氏の花器を一緒に見に行きました。
想像以上に広い寺院内にあった野点は、
美しい緑の苔がしっとり広がる場所で、
まるで京都にいるような錯覚を覚える雰囲気。
今回はお釜近くに演出された可愛い筍くん。
ヒョコっと顔を出す筍、美しい苔、
瓦の演出は、こちらの寺院で一番ご高齢の
安寿様がお作りになられたのだとか… 。
楽しい演出に訪れる人々の笑みがこぼれます。
山から切ってきた竹を使って
美しく丁寧に仕上げた花器です。
一番難しかった箇所は持ち手の部分だとか。
確かに… どうやって入れ込むんだろう…
さすが元家具職人、作品から丁寧さが伝わります。
塩漬けの桜の葉、桜餅の程よい甘さ…
ゆっくり鼻に抜けてゆくお抹茶の香り。
おだやかな空間と心地よい緊張感で
お茶とお菓子をいただきました。
来春もぜひ茶席にいらしてね… と、
安寿様からお声がけいただき再訪する気で
満々ですが… その前に自己反省し、礼儀作法を
しっかり身につけ、女性らしい立ち振る舞いや
しぐさができるようにしなくては、と改めて
思ったinfinityです(^^;
筍WEEK(?)、おしまい。
by infinity-blog
| 2008-04-17 10:02
| □ 日本・風景